週刊少年ジャンプで連載中の逃げ上手の若君の第26巻 貴方に無くて私にあるもの1352の感想、ネタバレです。
第26巻は、第224話から第232話まで掲載されています。
前巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。

26巻
26巻の表紙は、弧次郎とシイナです。
© 松井優征 逃げ上手の若君 26巻より
第224話 貴方に無くて私にあるもの1352
逃げる尊氏を追いかける時行ですが、尊氏によって都合よく敵の弓矢が運よく馬具に絡んでいて、尊氏は弓矢を得た事により逃げる事を止めて時行に正対騎射戦を挑みます。時行にとっては弱点の背中が見えず、一気に窮地に追い込まれます。
© 松井優征 逃げ上手の若君 26巻より
害意で放つ矢では尊氏の強運に阻まれるので、なるべく平和な心で矢を放つようにと言った雫の言葉を思い出し、射る瞬間に弓以外の事を夢想してみよ、という師父である貞宗の教えに従って、今まで出会った人々との楽しい思い出を頭に浮かべながら、尊氏に夢想矢を放ちます。
© 松井優征 逃げ上手の若君 26巻より
第225話 延長戦1352
時行が放った黒曜石の破魔矢は尊氏の腕を貫通し、弱点である背中に中(あた)ります。破魔矢が背中を貫いたことで尊氏の神力は放出され、尊氏から悪神が消え去ります。しかし、神力はまだ抜けきっておらず尊氏の援軍が集まり続けたため、時行は尊氏に止めを刺せませんでした。結局尊氏をあと一歩まで追い詰めながらも、戦力を出し尽くした南朝軍は撤退を余儀なくされます。
© 松井優征 逃げ上手の若君 26巻より
しかし、弧次郎だけは体力がまだ残っていて、時行に尊氏を殺りに行っていいかと聞いてきます。今なら敵陣も激戦直後の混乱の中で、一人ぐらい潜り込む隙があると弧次郎は言い、時行も弧次郎の実力を信じて無茶振りしつつ許可を出します。そして、主君の無茶振りの許可を貰った弧次郎は、敵陣に潜り込む前にシイナに結婚を申し込みます。
© 松井優征 逃げ上手の若君 26巻より
第226話 南北朝無双1352
弧次郎に同行した長尾と共に足利軍本陣へと尊氏の身内を装って忍び込もうとしますが、二人ともあっさりと見破られてしまいます。あっという間に敵に包囲されますが、豪傑二人は土岐のような無双っぷりを発揮して、次々と本陣前の敵をなぎ倒していきます。そして、とうとう弧次郎が本陣まで到達、弧次郎の振り下ろす刃が尊氏に迫ります。
© 松井優征 逃げ上手の若君 26巻より
第227話 別れ1352
武蔵野合戦の決着はつき南朝軍は撤退を始め、上杉は信濃に潜伏して再起を図ろうとします。諏訪頼継も信濃に戻るなど、各自が撤退を始める中で時行は信濃へは戻らず、このまま伊豆に潜伏して尊氏を倒す決意をします。そして、時行は頼継や新田義興と鎌倉で別れを済ませると、鎌倉を後にして伊豆へと向かいます。
© 松井優征 逃げ上手の若君 26巻より
第228話 継承1317
尊氏の祖父・家時は三代後の子に天下を取らせよと言い残すと、謎の自害を遂げます。その後、尊氏の父・貞氏は錯乱状態となり、尊氏の兄・高義も様子がおかしくなってしまいます。そして1317年には、高義も錯乱状態となり奇声を上げながら下人を次々と殺し、さらには尊氏も殺そうとします。尊氏は父・貞氏や兄・高義が「何か」に憑りつかれている事を見抜いていて、高義を殺して高義を救おうとします。
© 松井優征 逃げ上手の若君 26巻より
第229話 子1353
武蔵野合戦から一年が経ち、時行と雫、亜也子、魅摩の間にはそれぞれの赤ちゃんが生まれていました。それぞれの名前を雫寿丸(だじゅまる)、亜寿丸(あじゅまる)、魅寿丸(みじゅまる)と時行は名付けますが、安直な幼名だとゲンバからツッコまれます。さらに、弧次郎とシイナとの間にも赤ちゃんが生まれていて、名前を鐵丸(くろがねまる)と弧次郎は名付けました。時行も弧次郎も子煩悩で赤ちゃんを可愛がり、伊豆で平和な時を過ごしていました。
© 松井優征 逃げ上手の若君 26巻より
第230話 急転1353
時行は尊氏打倒の準備をしつつ、逃若党の郎党の活躍自作絵本を作るなど、相変わらず平和な時を過ごしていました。しかし、時行は心臓の病を発症していて、武蔵野合戦から一年の間、何度も時行の心臓は発作を起こしていました。
© 松井優征 逃げ上手の若君 26巻より
時行の一族は代々短命の血筋で、父親・高時も心臓を患う前は気力も気迫もありましたが、心臓を患ってからは無気力になってしまいました。時行は遠からず自分も無気力なると気付いていて、衰弱死する暇があったら燃え尽きるほど生きたいと強く願うようになります。
© 松井優征 逃げ上手の若君 26巻より
第231話 出陣1353
1353年5月、尊氏は自ら軍を率いて義興が籠る河村城を目指して、進軍を開始します。新田郎党から時行に救援要請があり、時行は義興を助けに征くつもりでしたが、雫達から心臓の病の事を問い詰められます。時行は死んだ同胞の無念を晴らす為と、生きる遺民が誇りと幸福を取り戻す為に死ぬまで努力を続けたいという決意を皆に伝え、逃若党の郎党も時行の決意に賛同します。そして、河村城前 足利軍集結地を伊豆北条党が夜襲し逃げの演技で敵を誘い出すと、手薄になった尊氏の本陣を時行達が討ちますが、本陣にいたのは尊氏ではなく命鶴丸でした。
© 松井優征 逃げ上手の若君 26巻より
第232話 対峙1353
命鶴丸が河村城前 足利軍集結地の本陣にいたのは尊氏の策で、命鶴丸を餌に時行を河村城に誘い出し、尊氏自身は奥伊豆の時行達の潜伏地に向かっていました。時行は尊氏を追跡し、野営をしている所を追いつきます。時行達は尊氏が用を足しに陣を出て護衛が一人のみになった所を狙いますが、時行が尊氏の命を狙う一瞬の隙をついて自分諸共、時行を鉄檻の罠に閉じ込めます。
© 松井優征 逃げ上手の若君 26巻より
檻の罠に閉じ込められた時行と尊氏ですが、尊氏は時行を捕える前に命懸けの対話を望みます。そして、どちらが死ぬかこの場で決着をつけようと、尊氏は時行に座るように命じます。
© 松井優征 逃げ上手の若君 26巻より
おまけ 時行と三人の妻の間で流行った弧次郎ごっこ
第225話で小次郎がシイナに結婚を申し込みましたが、その時の弧次郎とシイナの会話がこの4人の心を掴んだようで、しばらくの間4人の間で弧次郎ごっこが流行ったそうです。わざわざ、雫と亜也子は順番待ちまでして弧次郎ごっこをやりたいぐらい、流行っていたようです。
© 松井優征 逃げ上手の若君 26巻より
まとめ
第26巻では、前半では時行がついに尊氏の中の悪神を破魔矢で消し去り、尊氏から強運や歴史改変、人の力の操る力が無くなり、悪神尊氏による世界の滅亡を阻止しました。その後、弧次郎と長尾が足利軍本陣へ特攻し尊氏に一矢報いますが、結局武蔵野合戦は足利軍の勝利で決着し、南朝軍は撤退します。中盤では武蔵野合戦から一年が経ち1353年となり、時行には三人の赤ちゃんが、弧次郎にも赤ちゃんが生まれ、時行と逃若党は平和な時を過ごします。しかし、終盤では尊氏が自ら軍を率いて河村城へ進軍し、再び時行は戦乱へと身を投じます。時行は最初、河村城の義興を助けようとしますが、河村城に尊氏はいませんでした。尊氏は時行の隠れ家にいる北条残党の家族を狙って、奥伊豆に向かっていました。時行は家族を守ろうと尊氏軍を追い、尊氏を直接討とうとしますが、尊氏の鉄檻の罠にかかり尊氏と一対一で対峙する事になります。尊氏は時行を殺して決着をつけようと考えていますが、檻の中に一緒に閉じ込められて弧次郎や吹雪もいる状況で、どのように尊氏は時行を殺すつもりなのでしょうか?
そして、第27巻で逃げ若も完結です。どのように最終回が描かれているか、最終回が楽しみです。
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